教育現場の課題を解決する機能開発に携わるエンジニア
自己紹介をお願いします。
システム開発部の駒形渉(こまがたわたる)です。生徒向けシステムの開発をするチームに所属しています。元々バックエンドエンジニアをやっていましたが、今はエンジニアリングマネージャーとしての仕事を中心に業務を行っています。
業務内容について教えてください。
バックエンドエンジニアとしてはScalaを用いてバックエンド開発をしていました。COMPASSではエンジニアが要件定義から関わることも多いです。テストももちろん実装するのですが、QAチームがいますので基本的にはリリース前の最終的な部分はそちらにお願いしています。
私が所属するチームには、15名前後のメンバーがいます。各開発チームにはエンジニアだけでなく、ディレクター、デザイナー、QA担当者も所属していて、違う職能のメンバーが力を合わせて開発を進めています。新規の機能開発だけではなく、継続的なリファクタリングやお客様からのフィードバックをもとに修正や改善も並行して行っていて、プロダクトが長期的に安定して価値を発揮できるよう努めています。
エンジニアリングマネージャーとしては、開発組織の課題を整理しています。わかりやすいところでは、開発プロセスの見直しを行ったり、ドキュメントのあり方を整理したりしています。また、エンジニアの採用業務にも携わっているので、募集要項の作成、書類選考、採用面接などを行っています。
1日の仕事の流れを教えてください。
午前中は書類選考やドキュメント作成などの作業に従事していることが多いです。お昼前に所属するチームのデイリーミーティングがあり、進捗管理や情報共有を行います。午後は週次のミーティングが入ることが多く、スプリントのプランニングや振り返り、採用面接が入ることもあります。夕方には再度チームで集まってプルリクエストのレビューなどをしています。18時以降は、必要に応じて個別にメンバーの相談や話を聞きに行ったりします。この時間になるとみんな疲れていますので雑談になることもありますが、雑談でも仕事の話をすることが多いですね(笑)。
開発スタックについて教えてください。
キュビナ開発の技術スタックをご紹介します。バックエンドはScala、フロントエンドはNext.jsで、リリースは3年前ですので比較的モダンな技術で開発を行っていると思います。stackshareにて一覧をご覧いただけます。
事業内容に共感し、業務委託パートナーから社員へ
当初は業務委託パートナーとしてCOMPASSに参画されたとか。これまでのご経歴を改めて教えてください。
最初はエンジニアではなく、ネットワークのサービスマネージャーをしていました。コードを書いて業務を自動化する機会があり、それをきっかけにプログラミングに興味を持ち、そこから勉強してエンジニアに転身しました。データ系の業務や社内システムの開発を経験した後、3年ほどフリーランスエンジニアとしてお仕事をしていた中で偶然COMPASSと出合いました。
COMPASSに入社された理由を教えてください。
一言で言えば、COMPASSのことが好きだったからです(笑)。また事業の拡大に伴って、単にシステムとしての課題だけではなく、開発組織としての課題も大きくなっているように感じていました。システム面以外でもCOMPASSにとって必要とされる仕事をやっていきたいという想いがあったので、入社することにしました。
COMPASSが好きな理由、COMPASSで働く魅力について教えてください。
一つは自分のやっている仕事を誇りに思えることです。「子どもたちの教育環境をより良いものにしよう」という呼びかけに反対する人はあまりいないと思います。COMPASSのミッションはまさにそういうことを掲げていて、これは日本全国どこに行っても、たとえスマートフォンを使わない高齢者の方にも、一言で説明できて大事なことだと褒めてもらえると思うんです(笑)。もちろん同時に、これは答えのない難しい課題でもあると思います。でもそこから逃げずに社員が一丸となって向き合っていることも含めて、自分がやっている仕事に胸を張ることができると思っています。
もう一つは一緒に働いている人を好きになれることです。COMPASSでは、先ほどお話しした「教育環境をよくしたい」という強い思いを元々持ってる人がたくさん働いています。その気持ちは、普段の業務における何気ないやり取りの中でも相手やチームのために「もっとできることはないか」という形で表れているのを感じることができます。COMPASSでは大切にしている価値観をバリューとして掲げているのですが、これもトップダウンのような形で決められたものではなく、「COMPASSのメンバーが体現しているもの」として有志のメンバーが話し合いながら決めたものなんです。「誠実であること」「挑戦し続けること」「自ら学び続けること」といったようなことを掲げているのですが、そういう価値観を体現するメンバーと毎日顔を合わせて一緒に仕事ができるのはとても幸せなことだと思います。
雇用形態の違いによって、仕事の進め方に違いはありましたか?
ほとんど違いを感じることはありませんでした。業務委託として携わっている頃から自由に意見を伝えられるような関係を築くことができていたと思います。雇用形態の違いでコミュニケーションに垣根を感じることはありませんでした。
強いて言うなら、社員になったことでそれまで以上に頼ってもらえるようになったということでしょうか。入社を決めた理由としてもお話しした通り、入社してからはシステムに直接関係することだけではなく、エンジニアリングマネージャーとして採用をはじめとした組織づくりにも大きく関わるようになりました。
「教育を変える」価値をすべての人が理解してくれる仕事
入社時に描いていたキャリアは実現できていますか?
心から共感できる事業に参加できているという意味では、理想のキャリアを実現していると言えるのかもしれません。元々学校が好きでしたし、学生時代も塾講師や家庭教師をしていましたが、教職課程に進んだわけではなかったので、こんなに直接的に教育業界に携わる機会を得られるとは思っていませんでした。先ほどもお話しした通り、今こうしてCOMPASSで働けていることは幸せなことだと思っています。
今後のチャレンジについて教えてください。
エンジニアリングマネージャーとして、これからも組織課題に向き合っていきたいと思っています。システムと違って、客観的に原因を特定することができないという難しさに悪戦苦闘しています(笑)。アンケートでメンバーの意見を集めながら、開発プロセスの改善やドキュメント整備の具体的な作業に落とし込んで、できることをコツコツ積み重ねています。地道な作業になりますが、具体的な課題を一つずつ解消していきたいと思っています。
どういった方と一緒に働きたいですか?
COMPASSを好きになってくれる方、でしょうか。先ほどもお話しした通り、COMPASSは「どうしたら日本の子どもたちの教育環境をより良いものにできるか」という課題に向き合っています。どんな業務に携わっていても、常にこの課題から逃げることはできません。COMPASSが掲げているミッションに心から共感して、本気で向き合いたいと思ってくれる方と一緒に立ち向かっていきたいと思っています。
また、COMPASSは組織として拡大している真っ最中です。人材も社内の仕組みもまだまだ足りていない部分がたくさんあります。一緒に課題を発見して解決策を探していける方とお仕事できればうれしいです。
求職者の方にメッセージをお願いします。
これも繰り返しになってしまいますが、COMPASSでの仕事は年代や性別を問わず誰にでも一言で説明できて、誇りを持てる仕事だと思っています。世の中にはいろいろな仕事がありますが、他者に自分の仕事の意義や価値を理解してもらうことはなかなか難しいことだと思います。そんな中で自分の仕事を手放しで褒めてもらえるのは誰にとってもうれしいことだと思いますし、COMPASSで働く大きな魅力と言えるのではないかと思います。エンジニアのカジュアル面談は私も担当していますので、もしご興味を持っていただけたら、ぜひ一度話を聞きに来ていただければと思います。お待ちしています!